最近聴いた曲

「はーるよこい はーやくこい」 彼は歌をまちがえた

ウチには略称「ハル」という名のワンスケがおりまして
ほぼ毎日 お散歩に行くんですよ
ルートは特に固定されているわけではなく
数パターンあるお散歩ルートの中から
その日の気分でどのルートにするかが選ばれます

で 夕方は暗くなってから出発するんですが
ウチの辺りは田舎なものですから 街灯もない真っ暗な道が多いんです
まあ アスファルトで舗装されている道がほとんどなんで
足元が見えなくても簡単につまずいたりはしません
でも 月明かりも星明かりもない夜は ほんとに真っ暗闇ですから
どこまでが道なのか 道路の端っこがわからないんです 見えないんです
足を踏み外して転落しそうになったりも…

そんな恐ろしいお散歩ルートの中で
今の時期 とっても楽しいのが「川沿いルート」

川といっても今はもう両脇の土手がコンクリートで固められていて
コンクリートの内側が幅3m程度で 実際の川は幅1m~1.5m位でしょうか
遠くに街灯や民家の明かりが若干見えますけど ほぼ真っ暗闇

そんな川なんですが
数キロ上流に湧水があるために水が澄んでいて
毎年6月頃から ホタルが飛び交うんです

晴れていて風がやさしい夜は幸せです
ハルと一緒にホタルを愛でながら てくてく
見上げると頭上に天の川
「うわ、川に落ちそう」なんて思っていると
ホタルがスーッと顔をかすめていったり

だけど

もうホタルも終わりかなあ
時期としても

風物としても

ほー ほー ほーたるこい